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付帯物件と築く
新しいライフスタイル

「農地」「山林」「離れ」「蔵」などの付帯物件がある物件は、一般的な住宅にはない魅力と活用の可能性が広がっています。ここでは、付帯物件のある空き家のポテンシャルと、活用のアイディアを紹介します。

空き家+農地

付帯する農地があれば、家庭菜園や本格的な農業に挑戦することが可能です。

活用のアイディア

  • 自分で農業をする 野菜や果樹を育てて家庭菜園を楽しむ。
  • 貸し農園にする 近隣住民や都市部の人向けにシェア農園として提供。
  • 農業体験の場にする 教育目的や観光客向けの農業イベントを開催。

【注意点】
農地の状態や水利の有無、農地法の必要な手続きなどを事前に確認することが大切

空き家+山林

山林があると、キャンプや薪の確保、さらにはレジャー施設としての利用が考えられます。
近年注目される「山活(やまかつ)」の要素を取り入れることで、さらに多様な活用方法が広がります。

活用のアイディア

  • キャンプ場やグランピング施設に 山林を整備して、貸し出しや観光事業に活用。
    山菜やキノコ採りのフィールドになる可能性も期待できます。
  • 薪ストーブの燃料確保 薪や炭を自給し、エコな生活を実現。
  • ツリーハウスや秘密基地づくり 子供から大人まで楽しめる遊び場として活用。
  • トレイルやアウトドア施設の運営 トレッキングコースや森林浴スポットを作り、集客につなげる。

子どもたちの遊び場に

皮むき間伐で森づくり

沢でワサビづくり。地域の特産品を目指す

薪を自給

【注意点】
山林の管理には手間がかかるため、覚悟を持って挑戦しましょう。

空き家+離れ

離れが付帯物件としてある場合、プライベートとパブリック、付かず離れずの関係性を活かして活用が考えられます。

活用のアイディア

  • 仕事部屋に 仕事とプライベートのメリハリつけることができます。
  • コミュニティスペースに 地域の人々と適度につながる交流の場所に活用。
  • ゲストハウスに 母屋の近くにあることで管理が容易で、収入源にもなります。

倉庫を作業スペースに

離れをショップとして貸出

子ども食堂等地域の交流スペースに

ゲストハウスとして活用

【注意点】
離れの老朽化が進んでいる場合は、用途に合わせた改修をしましょう。

空き家+蔵

昔ながらの蔵が付帯物件としてある場合、その独特の雰囲気が魅力です。リノベーション次第で、新しい価値を生み出せる可能性があります。

活用のアイディア

  • カフェやギャラリーに改装 古民家カフェやアートスペースとしての利用。
  • ワインや食品の貯蔵庫に 温度・湿度が安定しているため、お酒や味噌、漬物の保存場所として適している。
  • イベント・撮影スペースとして貸し出し フォトスタジオやワークショップの場として需要がある。

【ポイント】
一般的に蔵(=土蔵)は、その構造から採光が取りづらい場合が多いです。
蔵ならではの暗さや雰囲気を活かした使い方がおすすめです。

付帯物件を活用して、新しいライフスタイルを築く

空き家に農地や山林、離れ、蔵が付帯物件としてあると、通常の住宅以上の価値が生まれます。
農業、アウトドア、DIY、リノベーションなど、活用次第で新しいライフスタイルを築くことが可能です。

これから空き家を探す人は、「ただの住居」としてだけでなく、「付帯物件をどう活かせるか?」という視点を持つことで、より理想的な物件と出会えるかもしれません。

あなたの理想の暮らしに合った空き家を見つけ、可能性を最大限に活かしてみませんか?

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